宮本大使のGPIC訪問

令和5年6月13日
ヤーセル同社CEOと会談 ヤーセルGPIC CEOと会談
GPIC幹部との記念撮影
6月13日、宮本大使は、GPIC(Gulf Petrochemical Industries Company)本社を訪問し、ヤーセル同社CEOと会談しました。
会談には、同社幹部が出席し、GPICの業務概要について説明を受けました。その後、本社内の工場施設見学や訪問記念として同社庭においてナツメヤシの植樹式が行われました。
記念植樹
養殖魚の視察
(参考)GPICについて
・GPICは、バーレーンに本社を置く石油化学製品製造会社で、国内での販売に加え、米国、中国、インド、パキスタン等の海外にも製品を輸出している。GPICは、バーレーンの国家石油ガス保有会社(NOGA Holding)、サウジアラビアの基礎産業公社(SABIC)、クウェートの石油化学工業株式会社(PIC)の3つの主要政府系機関が共同所有している。資本金は1億6千万ドル、従業員数は440名で、うち92%がバーレーン人で構成される。
・GPICは、バーレーン産の天然ガスを使用し、アンモニア、尿素、メタノールを生産している。また、CO2の回収・保存については2007年に三菱重工の関連機器導入と技術指導により当時、世界最大級の回収能力を誇った。
・2014年には、同社の資金により、日本の小杉造園の協力を得て、アル・アリーン野生動植物公園内に日本庭園が開園された。開園セレモニーにはサビーカ王妃はじめ多数の王族や政府要人の臨席の下盛大に挙行され、現在も同日本庭園は市民の憩いの場となっている。