環境問題に関する講演会「低炭素社会の実現に向けて-COP21を巡るバーレーン,日本及び世界-」の開催

平成28年10月25日
平成28年10月18日,当館はバーレーン最高環境評議会の共催において,環境問題に関する講演会「低炭素社会の実現に向けて-COP21を巡るバーレーン,日本及び世界-」を開催し,多くの政府関係者,ビジネス関係者,教育機関代表,環境専門家及びNGOなどが参加をしました。

講演冒頭においては,ルナ・アル・マフルーム最高環境評議会総裁代理が挨拶を行った他,浅子大使はスピーチの中で,気候変動を含む環境問題は現在世界が直面している大きな問題であり,かけがえのない地球を次世代においても守るために,COP21にて各国が合意したパリ協定の様な国際的枠組みが必要になる旨を述べました。

また,西岡秀三地球環境戦略研究機関研究顧問による講演会においては,低炭素社会に向けた施策,COP21におけるパリ協定の前提となる科学的根拠などを説明すると共に,産油国の目指すべき方向性及び日本の取り組みを紹介しました。参加者からは積極的に質問が出され,環境分野における二国間協力及び理解を深めるものとなりました。