平成24年7月18日、日本とバーレーンとの外交関係樹立40周年を記念するとともに、今年4月に実施されたハマド国王による初の日本公式訪問の成功を祝して、ハマド国王及びサビーカ王妃の招待により、角大使ご夫妻は、83名の当地日本人会会員の皆様と一緒に、ラウダ宮殿における晩餐会に出席しました。
その中で、ハマド国王は出席者に対して、以下の内容についてお言葉を述べられました。
・当地の日本人コミュニティーのメンバーは、広義の「バーレーン・ファミリー」において必要不可欠な存在である。
・今年4月の訪日の際、天皇陛下を始め、日本政府関係者や日本のビジネスマン等から手厚い歓迎・もてなしを受けたことは本当に嬉しかった。
・先の訪日は、両国の外交関係樹立40周年を記念して行われたものであると同時に、両国間に築かれた堅固な協力関係の将来にわたる増強を期待するものである。
・バーレーンは、当地において昨年生じた不幸な出来事によるマイナスの影響をバーレーン国民の固い団結力と高い開放・透明性によって克服に成功した。
・バーレーンは、世界の至る所で平和と繁栄を築くことに熱意ある挑戦を続ける日本の人々の素晴らしい忍耐力と強い意志に敬意を表する。
・バーレーンは、日本政府の支援及び当地の日本人コミュニティーによって果たされてきた重要な役割を賞賛するとともに、現在進行させている包括的な改革を引き続き推進させていきたいと考えている。
これを受けて、当地の日本人コミュニティーを代表して、角大使は、今般の招待に係る感謝の意を表するとともに、先の訪日の成功を祝しつつ、当地の日本人コミュニティーが今後もあらゆる分野での両国関係の強化における重大な役割を担っていく考えを表明すると同時に、ハマド国王によって開始された平和的な国内融和と経済発展に係る努力を日本政府として支援していく旨を述べました。
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